【大会レポ】第30回浦和龍王戦

GW最後のMTGのレポートとなります。

第30回浦和龍王戦
参加者19名スイスラウンド5回戦＋上位4人シングルエリミネーション

デッキ名：Don’t say "Elves"

土地23
3《森/Forest》
2《沼/Swamp》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
4《樹上の村/Treetop Village》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
4《変わり谷/Mutavault》
2《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》

生物20
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher》
4《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
4《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》

その他17
4《名も無き転置/Nameless Inversion》
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《不敬の命令/Profane Command》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》

サイド15
4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
3《叫び大口/Shriekmaw》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
2《雲打ち/Cloudthresher》
2《蔓延/Infest》
2《思考の粉砕/Mind Shatter》

5日までは《名も無き転置/Nameless Inversion》ではなく《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》だったのですが、重く感じる場面が多かったため、《名も無き転置/Nameless Inversion》に変更しました。
エルフカードがどうしても少ないので、これ以上は削りにくいのが悩みどころで、改めてリストアップしてみるともう少し2マナ～3マナの生物が欲しいかなと思いました。


・1回戦○○
青黒t白ライブラリーアウト
1戦目
こちら先手から《思考囲い/Thoughtseize》をすると、《殻船着の島/Shelldock Isle》×2、《人里離れた谷間/Secluded Glen》、《地底の大河/Underground River》、《島/Island》、《否定の壁/Wall of Denial》、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》と何やら面白い感じのデッキでしたが、相手が白マナ出ないまま殴り勝ち。
2戦目
またも1ターン目《思考囲い/Thoughtseize》から、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》、《精神の葬送/Mind Funeral》×2、《屍術士の誓約/Necromancer’s Covenant》、《島/Island》、《鮮烈な小川/Vivid Creek》でライブラリアウトだと判明。《精神の葬送/Mind Funeral》×2でライブラリー25枚ぐらい削れるも、《屍術士の誓約/Necromancer’s Covenant》の6マナの前に殴り勝ち。

・2回戦×○×
赤黒ブライトニング
1戦目
相手先行から《運命の大立者/Figure of Destiny》、《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》と流れられて、こちら1マリガンもあり後手後手すぎて負け。
2戦目
こちら2マリガンながら相手の土地が詰まり気味で先にダメージレース行い勝ち。
3戦目
こちらのキープが1マリガンで《森/Forest》、《変わり谷/Mutavault》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》×2、《名も無き転置/Nameless Inversion》、《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher》という悪くないハンドでも、《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac》、《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》、《火葬/Incinerate》でライフが相当持っていかれ、三枚目の土地が《変わり谷/Mutavault》なこともあり、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が出るころには圧敗。

・3回戦○×○
赤黒ブライトニング
1戦目
相手先行ながら、2ターン目に《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》が飛んでこないブライトニングっぽい感じで、《運命の大立者/Figure of Destiny》、《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》をしっかり除去して、合間合間にクロックを掛け続けてぎりぎり勝ち。
2戦目
こちら1マリガンながら、お互い超消耗戦になりおもむろに出現する《鎮める者、アシュリング/Ashling, the Extinguisher》。こちらの《樹上の村/Treetop Village》のおかげで殴りにはこれないものの、ライフはこちらが押している場。
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》×2、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《樹上の村/Treetop Village》×2まで待ち、相手の場には《鎮める者、アシュリング/Ashling, the Extinguisher》しか生物はいなくてライフは4、さすがに生物除去られても《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》だから問題ないと思いフルアタックしたら、《マグマのしぶき/Magma Spray》×2、《火葬/Incinerate》と持たれていて場が壊滅して負け。
3戦目
こちらが調子良く場を展開していくも、土地が2枚しかなく、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》でマナを誤魔化している状態。2戦目に見た《焼夷の命令/Incendiary Command》を5ターン目に打たれていたら圧敗でしたが5枚目の土地を引けずそのまま勝ち。

・4回戦××
青黒フェアリー＠まきっち
1戦目
こちら4マリガンで、1ターン目《思考囲い/Thoughtseize》で《苦花/Bitterblossom》落としたら次のターンには《苦花/Bitterblossom》張られて、別にそこは関係なく負け。
2戦目
お互い2マリガンで、消耗戦に持っていけず負け。

・5回戦○○
ジャンドランプ
1戦目
こちら先手から《思考囲い/Thoughtseize》で《彼方地のエルフ/Farhaven Elf》を落として、相手1マリガンもありそのまま殴り勝ち。
2戦目
計3回の《思考囲い/Thoughtseize》が《原初の命令/Primal Command》や《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》（しかも1発打つときにこれらのカードは無かった）を綺麗に相手のタップインの隙を付いて打てたこともあり、相手が7マナまで届かなかったため手札に2枚の《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》が打てず勝ち。

さすがに3-2では抜けれないと思って絶望していたら、夢純が負けた二人が上位に残ったため、オポトップとなりシングルエリミネーションへ。

・準決勝○×○
青黒フェアリー＠まきっち
1位と4位が当たるためリベンジ。
1戦目
シングルエリミに入り気合が入ったか今まで以上に綺麗に回り、出来るだけケアした丁寧なプレイを心掛けて、相手のトップ3回ぐらいが有効牌引けていなかったこともあり勝ち。
2戦目
こちら2マリガンで抵抗するが、色々しゃくられて圧敗。
3戦目
相手1マリガンで、こちらが《思考囲い/Thoughtseize》、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と完璧な回りを見せたため勝ち。《雲打ち/Cloudthresher》、《名も無き転置/Nameless Inversion》まであり、始めてブン回りました。

・決勝○○
赤黒ブライトニング＠2回戦の人
またもリベンジ。
1戦目
相手1マリガンながら先手で、序盤は綺麗に回られるも凌いで、最後《炎の投げ槍/Flame Javelin》で負けていたが引かれずに勝ち。
2戦目
またも相手1マリガンで2ランドで詰まり、こちら綺麗に回り続け、相手の土地が伸びてき始めたところで《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》×2とか引いてきて圧勝。

というわけで珍しく優勝できました。
《火想者ニヴ＝ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》の複製原画がとてもうれしかったです。

デッキはまだまだ試行段階であるため怪しいですが、これからも緑黒エルフ（というかジャンク）は人気が出そうです。
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》は、この日は一度も2枚以上破壊しませんでしたが、5日のチームスタンでは《運命の大立者/Figure of Destiny》×2、《皺だらけの主/Wizened Cenn》×2を巻き込み、そのアドバンテージ＋テンポ差で勝った試合があるため無難に強いと思います。
無難にプレインズウォーカーを割れますし。
《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》に関してはただの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》です。