ローウィン入りスタンの第17回EP杯結果+α
2007年10月16日 『EP杯』デッキリスト コメント (1)第17回EP杯に参加された方はお疲れ様でした。
いつもの先取りスタンダードの結果を書いておきます。
開催日:10月14日(日)
参加者:42人
スイスラウンド:6回戦
23 ビートダウン
2 白単《キスキン》
3 白緑《キスキン》(4位)
3 白緑
青単《マーフォーク》
青白《マーフォーク》
青白
2 青黒《フェアリー》
黒緑《エルフ》
赤t黒《エレメンタル》(3位)
2 赤黒
赤緑ステロ
赤緑《エレメンタル》
緑単
白緑赤(2位)
緑白黒
緑黒白t青
14 コントロール
白単
2 白青《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
白青クロックパーミ
白緑ライブラリーアウト
2 青黒カウンター
青黒除去
青緑《変異》
緑黒(1位)
2 青白赤トリコロール
青白黒《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
青白赤《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
5 その他
黒単《ハーコン》(5位)
青黒赤リアニメイト
黒青白《ハーコン》
緑白赤《野生のつがい/Wild Pair》
緑黒青《死裂の剣/Deathrender》
やはり種族をテーマにしたビートダウンが多いです。
コントロールは組みにくいのか、ビートが半分以上を占める人数となりました。
環境始めは大概このようなものだと思っているため、予想通りの結果な人も多いでしょう。
都道府県選手権までには、これらビートを食うためのコントロールが出てくると思います。
では次に成績が5-1以上の5人のデッキリストです。
デッキ賞は惜しいところは多かったのですが、今回は無しということになりました。
1位
使用者:Satou Takatoshi
デッキ名:I Love リリー
デッキタイプ:緑黒コントロール
成績:6-0
土地24枚
8 《森/Forest》
5 《沼/Swamp》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1 《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》
1 《苔汁の橋/Mosswort Bridge(LRW)》
生物6枚
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1 《活力/Vigor(LRW)》
1 《収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester(PLC)》
その他30枚
3 《突然の死/Sudden Death(TSP)》
4 《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》
3 《調和/Harmonize(PLC)》
4 《滅び/Damnation(PLC)》
2 《原初の命令/Primal Command(LRW)》
4 《肥沃な大地/Fertile Ground(LRW)》
2 《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
2 《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem(TSP)》
1 《ミラーリ/Mirari(TSB)》
4 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
1 《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》
サイド15枚
3 《裂け目掃き/Riftsweeper(FUT)》
3 《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TSB)》
2 《クァーグノス/Quagnoth(FUT)》
3 《雲打ち/Cloudthresher(LRW)》
4 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
新たなカードタイプ《プレインズウォーカー》の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を使ったコントロールです。
マナブーストとして《肥沃な大地/Fertile Ground(LRW)》が使われていて、《ガラク》の『アンタップ効果』を有用に使おうというのが分かります。
とにかく除去をして、殴れる時に一気に殴ってしまおうというビートにも近い動きをするデッキです。
手探り状態の環境で、純粋にアドバンテージが取れるカードの大事さが分かるコントロールデッキだと思いました。
2位
使用者:Sunada Syougo
デッキ名:ジャスティスは正義!
デッキタイプ:白緑赤ビートダウン
成績:5-1
土地23枚
3 《平地/Plains》
2 《森/Forest》
1 《山/Mountain》
2 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
1 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TSP)》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
3 《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
2 《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn(FUT)》
1 《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
生物20枚
4 《カヴーの捕食者/Kavu Predator(PLC)》
4 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
4 《セラの報復者/Serra Avenger(TSP)》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4 《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
その他17枚
4 《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》
4 《焦熱の裁き/Fiery Justice(TSB)》
4 《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
3 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》
2 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
サイド15枚
3 《石覆い/Stonecloaker(PLC)》
3 《秘教の処罰者/Mystic Enforcer(TSB)》
3 《糾弾/Condemn(10E)》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》
3 《猛牛の目/Eyes of the Wisent(LRW)》
やはり《プレインズウォーカー》を使った、TSPブロック構築にあった白緑赤ビートダウンです。
デッキ名にあるように《焦熱の裁き/Fiery Justice(TSB)》は種族デッキ相手にアドバンテージを取りやすいカードで、それで触れないカードは白の優秀除去《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》で吹き飛ばします。
生物もすべてが単純に強力なため4枚で、そこに《プレインズウォーカー》の後押し&フィニッシュという分かりやすい構成です。
まさにデッキパワーで圧倒する感じのデッキだと思いました。
3位
使用者:Oosumi Keigo
デッキ名:Nova Shooter
デッキタイプ:赤t黒《エレメンタル》ビートダウン
成績:5-1
土地21枚
11《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
4 《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》
1 《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(10E)》
1 《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
1 《偶像の石塚/Graven Cairns(FUT)》
2 《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(LRW)》
1 《鮮烈な岩山/Vivid Crag(LRW)》
生物30枚
4 《炎族の刃振り/Flamekin Bladewhirl(LRW)》(1マナ2/1 オープン)
4 《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger(LRW)》(1マナ1/1 サーチ)
4 《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim(LRW)》(2マナ1/1 1R:+1/+1を乗っける)
4 《煙束ね/Smokebraider(LRW)》(2マナ1/1 T:2マナ出す)
4 《白熱の魂炊き/Incandescent Soulstoke(LRW)》(3マナ2/2 ロード 1R,T:手札エレを速攻を与えて出す)
2 《内炎の見習い/Inner-Flame Acolyte(LRW)》(3マナ2/2 想起R 場に出たら+2/+0速攻を与える)
4 《新星追い/Nova Chaser(LRW)》(4マナ10/2トランプル 覇権)
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》(5マナ3/2畏怖 想起1B 場に出たら除去)
その他9枚
4 《粗暴な力/Brute Force(PLC)》
4 《火葬/Incinerate(10E)》
1 《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》
サイド15枚
4 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》
2 《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》(5マナ3/3 想起R 場に出たらアーティファクト除去)
2 《嘆きウェルク/Mournwhelk(LRW)》(7マナ3/3 想起3B 場に出たら手札を2枚捨てる)
3 《ショック/Shock(10E)》
4 《死の印/Deathmark(10E)》
種族デッキ一発目は意外や意外の《エレメンタル》です。
夢純は《エレメンタル》デッキが出現するとは考えていなかったため、名前を見ても効果が分からず、とりあえずな注釈を付けておきました。
こうして見てみると《神の怒り/Wrath of God(10E)》には強く、特に派手な《新星追い/Nova Chaser(LRW)》は殴られると一瞬で人が死ねます。
何より単体除去でスペックの高い《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》が使えるのが強い要因でもあると思いました。
4位
使用者:Furukawa Hiroki
デッキ名:スキンビートダウン
デッキタイプ:白緑《キスキン》ビートダウン
成績:5-1
土地23枚
13《平地/Plains》
1 《森/Forest》
4 《低木林地/Brushland(10E)》
1 《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
1 《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
3 《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
生物26枚
4 《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》(1マナ1/1 タッパー)
4 《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》(1マナ2/2 オープン)
4 《皺だらけの主/Wizened Cenn(LRW)》(2マナ2/2 ロード)
3 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》(2マナ2/2先制攻撃 絆魂)
2 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
3 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》(2マナ2/2 4マナ以上の呪文縛り)
2 《セラの報復者/Serra Avenger(TSP)》
その他11枚
1 《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
4 《栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)》
2 《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
4 《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
サイド15枚
4 《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》(1マナ1/1プロ(赤) 自分生贄:赤発生源1つを0)
4 《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TSB)》
2 《ロノムの一角獣/Ronom Unicorn(CSP)》
1 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2 《十二足獣/Dodecapod(TSB)》
1 《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
種族デッキ二発目は本命《キスキン》です。
ただ白単ではなく、普通に強い生物も何匹か採用しているパワーデッキ構成となっています。
二色にしてでも使いたい《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》は、白緑という色にしては珍しく相手の行動を阻害できる優秀な生物です。
これからは1マナ2/2で、2ターン目に3/3が殴ってくるという未知な環境だと思いました。
5位
使用者:Fukukawa Syoutarou
デッキ名:ハーコン
デッキタイプ:黒単《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》リアニメイト
成績:5-1
土地24枚
21《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
3 《沼/Swamp》
生物22枚
2 《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》
4 《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
4 《ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader(CSP)》
4 《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》
1 《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
1 《墓生まれの詩神/Graveborn Muse(10E)》
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2 《石塚の放浪者/Cairn Wanderer(LRW)》
その他14枚
1 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
2 《葬送の魔除け/Funeral Charm(TSB)》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》
4 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
2 《滅び/Damnation(PLC)》
1 《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
サイド15枚
4 《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(TSB)》
4 《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade(FUT)》
4 《死の印/Deathmark(10E)》
3 《根絶/Extirpate(PLC)》
最後は突然生まれたシナジーデッキの《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》デッキです。
デッキを見てみると《騎士》生物は8枚で何をするのかと思いますが、《多相》を持つ《石塚の放浪者/Cairn Wanderer(LRW)》と《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》の6枚があります。
やはりスペルを使いまわせるシナジーは強いということで、《ハーコン》が場にある限り《転置》の『対象の生物に+3/-3』を1Bでずっと使うことが出来ます。
まさか《ハーコン》がこんなに面白く動くとは凄いなと思いました。
ということで手探り状態の環境にしては、良いデッキタイプが上位に残ったなぁというのが第一感想です。
今週土曜日からは公認になるため、より新スタンダードが練られていく事でしょう。
かくゆう夢純は、このEP杯の前日に出場したPWCで4位という成績を残しました。
最後にそのデッキと感想を書いておきます。
大会名:第138回新宿PWC
開催日:10月13日(土)
参加者:55人
スイスラウンド:6回戦
デッキ名:ボブ
デッキタイプ:黒単メガハンデス
成績:5-1
土地23枚
18《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》
4 《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
生物19枚
4 《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》
4 《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
4 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》
3 《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin(CSP)》
4 《墓忍び/Tombstalker(FUT)》
その他18枚
2 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
4 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4 《小悪疫/Smallpox(TSP)》
4 《呆然/Stupor(TSB)》
4 《拷問台/The Rack(TSB)》
サイド15枚
4 《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
2 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
2 《根絶/Extirpate(PLC)》
3 《困窮/Distress(10E)》
3 《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
黒単にしたのは、メインから入るであろう《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》《恐怖/Terror(10E)》を腐らせたいためと、《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin(CSP)》が強いと思ったからです。
正直メガハンデスは引きが優れていて、さらに黒と《十二足獣/Dodecapod(TSB)》に当たらなければ上位を目指せるデッキだと思っているので、その両方を満たしたということです。
すべてのカードが思ったように働いてくれましたし、特に《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》(黒の秘匿土地)は予想以上の動きを見せてくれました。
変えるべき点は、秒で《滅び/Damnation(PLC)》をメイン、サイドで4枚フルにつみましょう。
サイドボードは総じていい加減だったため、強かったのは《真髄の針/Pithing Needle(10E)》ぐらいしかありませんでした。
ちなみに負けたデッキは《白単キスキン》で、本当にフルボッコでした。
他には黒緑でも純粋に強いと思いますし、《ハーコンデッキ》と組み合わせるのも面白そうだと思いました。
何にしても、まだまだ改良点の多いデッキです。
いつもの先取りスタンダードの結果を書いておきます。
開催日:10月14日(日)
参加者:42人
スイスラウンド:6回戦
23 ビートダウン
2 白単《キスキン》
3 白緑《キスキン》(4位)
3 白緑
青単《マーフォーク》
青白《マーフォーク》
青白
2 青黒《フェアリー》
黒緑《エルフ》
赤t黒《エレメンタル》(3位)
2 赤黒
赤緑ステロ
赤緑《エレメンタル》
緑単
白緑赤(2位)
緑白黒
緑黒白t青
14 コントロール
白単
2 白青《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
白青クロックパーミ
白緑ライブラリーアウト
2 青黒カウンター
青黒除去
青緑《変異》
緑黒(1位)
2 青白赤トリコロール
青白黒《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
青白赤《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
5 その他
黒単《ハーコン》(5位)
青黒赤リアニメイト
黒青白《ハーコン》
緑白赤《野生のつがい/Wild Pair》
緑黒青《死裂の剣/Deathrender》
やはり種族をテーマにしたビートダウンが多いです。
コントロールは組みにくいのか、ビートが半分以上を占める人数となりました。
環境始めは大概このようなものだと思っているため、予想通りの結果な人も多いでしょう。
都道府県選手権までには、これらビートを食うためのコントロールが出てくると思います。
では次に成績が5-1以上の5人のデッキリストです。
デッキ賞は惜しいところは多かったのですが、今回は無しということになりました。
1位
使用者:Satou Takatoshi
デッキ名:I Love リリー
デッキタイプ:緑黒コントロール
成績:6-0
土地24枚
8 《森/Forest》
5 《沼/Swamp》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1 《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》
1 《苔汁の橋/Mosswort Bridge(LRW)》
生物6枚
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1 《活力/Vigor(LRW)》
1 《収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester(PLC)》
その他30枚
3 《突然の死/Sudden Death(TSP)》
4 《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》
3 《調和/Harmonize(PLC)》
4 《滅び/Damnation(PLC)》
2 《原初の命令/Primal Command(LRW)》
4 《肥沃な大地/Fertile Ground(LRW)》
2 《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
2 《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem(TSP)》
1 《ミラーリ/Mirari(TSB)》
4 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
1 《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》
サイド15枚
3 《裂け目掃き/Riftsweeper(FUT)》
3 《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TSB)》
2 《クァーグノス/Quagnoth(FUT)》
3 《雲打ち/Cloudthresher(LRW)》
4 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
新たなカードタイプ《プレインズウォーカー》の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を使ったコントロールです。
マナブーストとして《肥沃な大地/Fertile Ground(LRW)》が使われていて、《ガラク》の『アンタップ効果』を有用に使おうというのが分かります。
とにかく除去をして、殴れる時に一気に殴ってしまおうというビートにも近い動きをするデッキです。
手探り状態の環境で、純粋にアドバンテージが取れるカードの大事さが分かるコントロールデッキだと思いました。
2位
使用者:Sunada Syougo
デッキ名:ジャスティスは正義!
デッキタイプ:白緑赤ビートダウン
成績:5-1
土地23枚
3 《平地/Plains》
2 《森/Forest》
1 《山/Mountain》
2 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
1 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TSP)》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
3 《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
2 《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn(FUT)》
1 《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
生物20枚
4 《カヴーの捕食者/Kavu Predator(PLC)》
4 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
4 《セラの報復者/Serra Avenger(TSP)》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4 《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
その他17枚
4 《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》
4 《焦熱の裁き/Fiery Justice(TSB)》
4 《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
3 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》
2 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
サイド15枚
3 《石覆い/Stonecloaker(PLC)》
3 《秘教の処罰者/Mystic Enforcer(TSB)》
3 《糾弾/Condemn(10E)》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》
3 《猛牛の目/Eyes of the Wisent(LRW)》
やはり《プレインズウォーカー》を使った、TSPブロック構築にあった白緑赤ビートダウンです。
デッキ名にあるように《焦熱の裁き/Fiery Justice(TSB)》は種族デッキ相手にアドバンテージを取りやすいカードで、それで触れないカードは白の優秀除去《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》で吹き飛ばします。
生物もすべてが単純に強力なため4枚で、そこに《プレインズウォーカー》の後押し&フィニッシュという分かりやすい構成です。
まさにデッキパワーで圧倒する感じのデッキだと思いました。
3位
使用者:Oosumi Keigo
デッキ名:Nova Shooter
デッキタイプ:赤t黒《エレメンタル》ビートダウン
成績:5-1
土地21枚
11《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
4 《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》
1 《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(10E)》
1 《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
1 《偶像の石塚/Graven Cairns(FUT)》
2 《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(LRW)》
1 《鮮烈な岩山/Vivid Crag(LRW)》
生物30枚
4 《炎族の刃振り/Flamekin Bladewhirl(LRW)》(1マナ2/1 オープン)
4 《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger(LRW)》(1マナ1/1 サーチ)
4 《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim(LRW)》(2マナ1/1 1R:+1/+1を乗っける)
4 《煙束ね/Smokebraider(LRW)》(2マナ1/1 T:2マナ出す)
4 《白熱の魂炊き/Incandescent Soulstoke(LRW)》(3マナ2/2 ロード 1R,T:手札エレを速攻を与えて出す)
2 《内炎の見習い/Inner-Flame Acolyte(LRW)》(3マナ2/2 想起R 場に出たら+2/+0速攻を与える)
4 《新星追い/Nova Chaser(LRW)》(4マナ10/2トランプル 覇権)
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》(5マナ3/2畏怖 想起1B 場に出たら除去)
その他9枚
4 《粗暴な力/Brute Force(PLC)》
4 《火葬/Incinerate(10E)》
1 《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》
サイド15枚
4 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》
2 《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》(5マナ3/3 想起R 場に出たらアーティファクト除去)
2 《嘆きウェルク/Mournwhelk(LRW)》(7マナ3/3 想起3B 場に出たら手札を2枚捨てる)
3 《ショック/Shock(10E)》
4 《死の印/Deathmark(10E)》
種族デッキ一発目は意外や意外の《エレメンタル》です。
夢純は《エレメンタル》デッキが出現するとは考えていなかったため、名前を見ても効果が分からず、とりあえずな注釈を付けておきました。
こうして見てみると《神の怒り/Wrath of God(10E)》には強く、特に派手な《新星追い/Nova Chaser(LRW)》は殴られると一瞬で人が死ねます。
何より単体除去でスペックの高い《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》が使えるのが強い要因でもあると思いました。
4位
使用者:Furukawa Hiroki
デッキ名:スキンビートダウン
デッキタイプ:白緑《キスキン》ビートダウン
成績:5-1
土地23枚
13《平地/Plains》
1 《森/Forest》
4 《低木林地/Brushland(10E)》
1 《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
1 《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
3 《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
生物26枚
4 《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》(1マナ1/1 タッパー)
4 《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》(1マナ2/2 オープン)
4 《皺だらけの主/Wizened Cenn(LRW)》(2マナ2/2 ロード)
3 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》(2マナ2/2先制攻撃 絆魂)
2 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
3 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》(2マナ2/2 4マナ以上の呪文縛り)
2 《セラの報復者/Serra Avenger(TSP)》
その他11枚
1 《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
4 《栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)》
2 《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
4 《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
サイド15枚
4 《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》(1マナ1/1プロ(赤) 自分生贄:赤発生源1つを0)
4 《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TSB)》
2 《ロノムの一角獣/Ronom Unicorn(CSP)》
1 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2 《十二足獣/Dodecapod(TSB)》
1 《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
種族デッキ二発目は本命《キスキン》です。
ただ白単ではなく、普通に強い生物も何匹か採用しているパワーデッキ構成となっています。
二色にしてでも使いたい《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》は、白緑という色にしては珍しく相手の行動を阻害できる優秀な生物です。
これからは1マナ2/2で、2ターン目に3/3が殴ってくるという未知な環境だと思いました。
5位
使用者:Fukukawa Syoutarou
デッキ名:ハーコン
デッキタイプ:黒単《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》リアニメイト
成績:5-1
土地24枚
21《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
3 《沼/Swamp》
生物22枚
2 《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》
4 《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
4 《ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader(CSP)》
4 《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》
1 《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
1 《墓生まれの詩神/Graveborn Muse(10E)》
4 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2 《石塚の放浪者/Cairn Wanderer(LRW)》
その他14枚
1 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
2 《葬送の魔除け/Funeral Charm(TSB)》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》
4 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
2 《滅び/Damnation(PLC)》
1 《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
サイド15枚
4 《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(TSB)》
4 《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade(FUT)》
4 《死の印/Deathmark(10E)》
3 《根絶/Extirpate(PLC)》
最後は突然生まれたシナジーデッキの《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》デッキです。
デッキを見てみると《騎士》生物は8枚で何をするのかと思いますが、《多相》を持つ《石塚の放浪者/Cairn Wanderer(LRW)》と《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》の6枚があります。
やはりスペルを使いまわせるシナジーは強いということで、《ハーコン》が場にある限り《転置》の『対象の生物に+3/-3』を1Bでずっと使うことが出来ます。
まさか《ハーコン》がこんなに面白く動くとは凄いなと思いました。
ということで手探り状態の環境にしては、良いデッキタイプが上位に残ったなぁというのが第一感想です。
今週土曜日からは公認になるため、より新スタンダードが練られていく事でしょう。
かくゆう夢純は、このEP杯の前日に出場したPWCで4位という成績を残しました。
最後にそのデッキと感想を書いておきます。
大会名:第138回新宿PWC
開催日:10月13日(土)
参加者:55人
スイスラウンド:6回戦
デッキ名:ボブ
デッキタイプ:黒単メガハンデス
成績:5-1
土地23枚
18《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》
4 《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
生物19枚
4 《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》
4 《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
4 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》
3 《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin(CSP)》
4 《墓忍び/Tombstalker(FUT)》
その他18枚
2 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
4 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4 《小悪疫/Smallpox(TSP)》
4 《呆然/Stupor(TSB)》
4 《拷問台/The Rack(TSB)》
サイド15枚
4 《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
2 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1 《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
2 《根絶/Extirpate(PLC)》
3 《困窮/Distress(10E)》
3 《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
黒単にしたのは、メインから入るであろう《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》《恐怖/Terror(10E)》を腐らせたいためと、《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin(CSP)》が強いと思ったからです。
正直メガハンデスは引きが優れていて、さらに黒と《十二足獣/Dodecapod(TSB)》に当たらなければ上位を目指せるデッキだと思っているので、その両方を満たしたということです。
すべてのカードが思ったように働いてくれましたし、特に《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》(黒の秘匿土地)は予想以上の動きを見せてくれました。
変えるべき点は、秒で《滅び/Damnation(PLC)》をメイン、サイドで4枚フルにつみましょう。
サイドボードは総じていい加減だったため、強かったのは《真髄の針/Pithing Needle(10E)》ぐらいしかありませんでした。
ちなみに負けたデッキは《白単キスキン》で、本当にフルボッコでした。
他には黒緑でも純粋に強いと思いますし、《ハーコンデッキ》と組み合わせるのも面白そうだと思いました。
何にしても、まだまだ改良点の多いデッキです。
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